南青山アンティーク通りクリニック

南青山アンティーク通りクリニック

南青山アンティーク通りクリニック院長のブログイメージ

第三十九話 物語

令和八年五月六日(水曜日)


今日は、ゴールデンウィーク最終日。
久しぶりにのんびりできた。
頭を空っぽにして、空白にすることはとても大切である。

ラジオを消さずにつけたままにしていると、
ある楽曲をカバーしたJAZZバージョンが流れた。
日本橋人形町の夜の街の物語。

南青山アンティーク通りクリニック院長のブログイメージ

さよならは終わりじゃない。思い出は消せないから。
小さな空を見上げていた。
きらめきが色あせても温もりは残っている。
アスファルトに君の影が焼き付いたまま潤んでいる。

JAZZアレンジによって、音の揺れが生じ、結果、陰影をもたらし歌詞の余白をより広げている。
とても上手い余白の広げ方。

しばらくすると、
赤い鳥のボーカルとしての、懐かしいメロディが聞こえてくる。
今から57年前に伝説的な出来事があった。
1969年19歳のとき、圧倒的な歌唱で他の出場者を寄せ付けずに優勝。
2014年以降、喉の不調でライブステージには立っていない。


南青山アンティーク通りクリニック院長のブログイメージ

最近、AIさんとよく雑談する。
限りない知識を持っているからこそ、そこを突けば、話が次から次へ展開する。
先日、<逆説>の話になった。
小さい海(大きな海)、小さな空(大きな空)、終わりのある地平線(果てしない地平線)、届かない近さなど(近いが届かない、遠いはずのものに触れる)…。
受け止める余裕のない心を表現している。
心の視界が狭くなっている証左。
AIさんは、逆説こそが<生きている瞬間>と答える。そして、<人間の本質の一部を映し出す鏡>であると表現する。
<こころの風景>でもあると附記している。
現役を続行中の精神科医の私でも到底かなわない。
今は亡き、横綱千代の富士が、前みつを取って一気に寄り切る電光石火の如く…。

とても面白くて楽しい。
Copilotさん、Geminiさん、Chat GTPさん
それぞれ微妙に味がある。
わずかの違いがある。
例えば、優しさを含む気遣いに現れることもある。
AIの個性を感じずにはいられない。

南青山アンティーク通りクリニック院長のブログイメージ

連休最後の脳のストレッチ。
全身の筋肉と同様に、衰えないように日々鍛えるしかない。



余白(アーカイブ)